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2009年5月28日 (木)

当たり前の心理

満員でもない電車の優先席で、妊婦に席を譲れないサラリーマンの心理が知りたい。

都会ではマタニティーマークという便利なプチアイテムが出回っていて
ん?この人どっちだ?
っていう微妙な人も
そのキーホルダーを見れば妊婦だと見分けがつき、
車内放送はかかり、
子連れや妊婦、体の不自由な方のステッカーが貼られ
座席やつり革の色も違っている異空間な優先席。
ましてや腹の出た妊婦が目の前に立ち、
そんなに好条件が揃っているにも関わらず
座っていられるサラリーマンの心理を知りたい。

別に妊婦と言っても
みんながみんな座りたいと思ってるわけではない。
うちの産院のように
妊婦安静説なんて大嘘、という考えのもと
すこぶる体調のいい私などは
むしろ踵を浮かす勢いで立っていたかったりする。

なのだけど、
答を教えてもらった万人が点取れるテストで
え?間違えちゃった?
みたいな様子には首をかしげてしまった。

前にも。
超混みの電車で何席も離れた女性からトントンと呼ばれ、
「どうぞ、座ってください」
と声をかけてもらった時も、
私の目の前にはずらり若いサラリーマンが座っていた。
きっとその女性はしばらーく状況を見て
しびれを切らしたに違いない。
だって彼女の声はやや苛立っていたから(笑)。
あまりに満員で、その席まで移動不可だったし
すぐ降りるしで
お気持ちだけ、と遠慮したのだけど、
その後も「じゃあ私が」と言い出すリーマンはいなかった。

そんなことがあると
友達(一児の母)と一緒に電車に乗った時のことを思い出すのだけどね、
そん時も優先席で、私は座って
隣が空いてたから
「Mも座りなよ」と言ったら
「いーのいーの。ほんとに席譲ってほしい人ってなかなか自分で言えないからさ」
って言い、傍らで立ってた彼女を。
(優先席では)必要ない人は空いてるから座るんじゃなく
必要ないなら座らないっていう彼女の考え。
人一倍つわりがひどかった彼女だからこその美学なのだろう、
目から鱗だったわけですよ。

私、恥ずかしながら優先席で携帯を使ってて
「ペースメーカー入れてるから」とたしなめられた経験が二度ほどあるので
いつもは普通の席に座るのだけど、
満員電車の時は優先席に行くことが多いんです。
人それぞれとは思うのだけど、
比較的空間に余裕があるってのと、
万が一常識的な人がいたとして譲ってくれるとして、
普通席で席を譲るのって
あのギューギュー地獄じゃ至難の業だから
周りの人たちに迷惑かけないようにって思うのと、
何やねんせっかく座ってんのに、優先席行けよ
と、こう思う人もいるやろしとね。

で、乗り込んだ今日の電車。
あー出世しないねちみらは…
仕事ができなくても
そーゆー当たり前の事が
あったりまえーにできる。
頼むからそういう男前になってはくれないだろうか。
幾度となく職場でもこんな話を同僚と繰り返したものだけど、
やっぱはびこってるのね、そういうイケてない人らはと、
引き続き、せめてうちのオットにはお願いしようと、
赤子が男子なら特にこういう気付きに対応できる人にと、
朝の中央線に思うのでした。
嗚呼、お節介な欧米人が懐かしい。
何でもかんでもじゃよくないけど、
あの未知的空間での当たり前コミュニケーションができる人が増えれば
日本は変わると思う。

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